表現の核か

一つ。

考え過ぎの時は良くない
開放され過ぎて有頂天の時も良くない

ぼーっとしている時がいい
雑念のない時がいい

思うに　一切が排除された　高い集中力を保てている時じゃないか

その時はおそらく
全ての感覚は研ぎすまされ
一つを見つめていても　同時に全てを見つめている様な
今にいても　過去と未来の時間の流れを把握できてしまう様な

そんな感じじゃないか

その状態は
よく　神が降りてきている　と　表現者の間では　例えられる

でも　その状態のとき　本当に高い表現に辿り着くためには
普段からの技術や手数を、良く磨いて　増やしておかなければ
せっかくの集中力も活かしきれない


一つ。

では
どこへ向かって行くのか

何を
表現するのか

ゆくゆくは
誰しも
本当に質の高いもの
本当に研ぎ澄まされたもの
に辿り着きたいんじゃないか

飾り立てなくても
そのものだけで気高いもの


一つ。

それは
何も語らないようで
あなたのフィルターを通して多くを語る

その時その時
あなたに感じるものがあればいい

あなたの心を映し出す





パッと思い出した事は以上です
話のそのものではなく
多分に私の見解が盛り込まれてしまっていますが
何についても共通して言えるのではないかという
いいお話でした


今日は偶然の重なりで
自己を辿る旅を十分におこなってきた絵の先生のお話を聴く事ができました

感覚を研ぎ澄ませている人は眼力が強い

今日もいい出会いをしました
ありがとうございました


西条俊生
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