えらい

名古屋では、
「しんどい」を「えらい」という方言があります。
母は北陸出身ですが、
生まれも育ちも生粋の名古屋っ子の私、
小学生の頃なんてもう、何が方言かなんてもちろん知らずに普通に使用。

さて、小学一年生の頃、
担任の先生は関東圏から来た先生でした。

当時、まだまだまだ 引っ込み思案の日陰生活の真っ只中だった私。

ある日の学校で 体調悪く、しんどくてたまらん。言えない。しんどい。言えない。しんどい。

で、休憩時間に生徒に囲まれた先生にそっと近づき、
"決死の覚悟"で申告。

「先生、えらい。」


先生は、
「えらくない えらくない。」
と 謙虚な言葉を述べ、
さっそうと教室を去って行きました。

当時は先生が、「しんどい」の意味と分からなかったということにも気付けず、
"先生には私が えらくない(しんどくない)って見えるんや・・。"
と、勘違いの渦。

決死の覚悟は いとも簡単に置いてけぼりにされてしまった記憶があります。

この時 先生が、「(自分はそんなに)偉くない」という意味を話していたと気付いたのは、のちのお話。

この時、"消極的"の代表のような私はどうしたんか、記憶ナシ。

そんなわけで、
久々にリンパ腺が腫れております。だるいしんどいのどいたい。
明日は参観日。
生フルーツをこれでもかと食べました。
お気をつけあれ☆
ぐぅzzz